大和の古墳探索

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zoom RSS ホケノ山古墳(ほけのやま)国史跡

<<   作成日時 : 2018/04/09 06:47   >>

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石囲い木槨で知られるホケノ山古墳
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★ 所在地:桜井市箸中
★墳丘:纒向型前方後円墳で全長約80m、前方部長約25m、高さ約2m。後円部に段築あり(2段又は3段)径は約55m、高さは約8mであるが後で述べる横穴式石室との 関係からみて墳頂部は約2m程度削平された可能性がある。周濠は一部確認されているが全周発掘されていない為、馬蹄形の周濠の可能性があるが未確定。葺石あり。埴輪はなし。
★埋葬施設:中心埋葬施設は、後円部中央に掘りこまれた墓壙内に南北を主軸とした「石囲い木槨」と呼ばれる我が国で初めて発見された構造の埋葬施設がある。全長約10m、幅約6m、高さは現状1.5mで長さ5mのコウヤマキ製の刳抜式木棺をおさめている。天井部は木材か丸太を渡し、その上に地元産の小型の河原石を積んでいたと考えられ発掘調査時には,おびただしい数の河原石と柱跡の痕跡が見つかった。木槨材には大量の水銀朱が塗布されてたと考えられ棺床の河原石や木槨側板や柱の掘り方の充填土にその痕跡が認められる。画像画像

※この他、中心埋葬施設の西側に6世紀末頃に墳丘を再利用した横穴式石室が検出された。(現在は埋め戻されている)全長は約14m、玄室長4.6m、奥壁幅1.6m、羨道長(左)8.9m、で天井石は持ち去られていたが組合式石棺が残っていた。また前方部東斜面に木棺直葬の埋葬施設と、くびれ部にも簡単な埋葬施設が1基あり。
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★出土遺物:部分的に盗掘を受けていたが、完形の画文帯同向式神獣鏡一面のほか、意図的に打ち割られたと思われる画文帯神獣鏡、内行花文鏡等の破片23点、多数の銅鏃(どうぞく)、鉄鏃、刀剣類5口、鉄製農工具、土師器多数。
★築造年代:3世紀中頃?
★発掘調査:1995年〜2000年
★被葬者:大神神社には豊鍬入姫命の墓との伝承あり
☆奈良検定テキスト掲載古墳

特徴
@埋葬施設が石囲い木槨。大和の古墳では初の事例。
Aコウヤマキ製の刳抜式木棺の破片を、放射性炭素(C14)年代測定法で分析した結果、築造年代が、それまで推定されていた3世紀中頃から3世紀第2四半期(225〜250)頃にさかのぼる可能性が出てきた。
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見学記 お薦め度
2000年に行われた現地説明会では邪馬台国との関連からか沢山の考古学ファンが
かけつけ一躍メジャーな古墳となりました。整備され墳丘にも自由に上り観察することができます。少し気がかりなのは前方部の一部が復元され、これはこれで結構ですがホケノ山古墳最大の特長である後円部の石囲い石槨の位置を示すものが何もなく、別に復元が必要とは思われない追葬時の木棺の復元模型だけがやけに目に付きます。考古学に興味のない方は、この古墳の主はこんなちゃちな木棺に・・と勘違いされそうな雰囲気です。それはさておき、是非、墳頂まで登って360度の視界を堪能して欲しいと思います。箸墓古墳や三輪山など素晴らしい眺望が望めます。

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