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zoom RSS 富雄丸山古墳(とみおまるやま)

<<   作成日時 : 2018/03/24 23:06   >>

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日本最大の円墳の可能性のある富雄丸山古墳
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2017年11月奈良市教育委員会は上空からのレーザーによる三次元計測調査で直径が110m前後となる可能性が高いと発表した。これは従来日本最大とされてきた埼玉県の丸墓山古墳(直径105m)を上回る日本最大の円墳となる。
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★所在地:奈良市大和田町丸山
★墳丘:円墳(径86m、高さ約10.5m)➡110m前後、墳丘の東北部に造りだしと思われる痕跡あり。2段築成➡3段築成。葺石及び円筒埴輪列あり
★埋葬施設:主軸を南北方向に持つ粘土槨で南北10.6m、東西6.4mの2段に掘り込まれた墓坑に長さ6.1m、幅2.9mの長大な割竹型木棺と想定される痕跡が残っていた。
★出土遺物:盗掘の為、原位置を留める遺物は粘土槨の西側から筒型銅製品1点、西側墓坑壁に沿って銅鏃9点が見付かっただけで他は撹乱土中からの採集品で巴形銅器、鏃形石片、石製鏃、刀剣類、鉄鏃、小札、鉄製のヤス、鎌、刀子、斧、石製合子等が見つかった。盗掘時に持ち去られた伝富雄丸山古墳出土として知られる遺物には京都国立博物館所蔵に刀子、斧、琴柱形石製品、鏃形石等、天理参考館には三角縁神獣鏡(吾作四神四獣鏡)3面、近くの弥勒寺にも三角縁神獣鏡1面がある。この内、出土した鏃形石片が京都国立博物館所蔵の鏃形石の欠けている部分とピタリ一致しこの古墳のものであることが確認された。又2010年2月17日付の毎日新聞奈良版が伝える記事によると従来、弥勒寺所蔵の伝富雄丸山古墳出土とされる三角縁神獣鏡は天理参考館にあるものとを市埋蔵文化財調査Cが比較の結果サビの様子等が大きく異なり同じ古墳からの出土とは考えにくいという見解が出された。
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★築造年代:4世紀後半
★発掘調査:1972年(1879,1880年に大掛かりな盗掘にあっている)
★被葬者:不明(物部氏との関連が指摘されている)
☆奈良検定テキスト掲載古墳

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(左)全景(右手は茶臼山古墳) (右)墳丘北側より    

特徴
@奈良市の西方の丘陵地帯は垂仁天皇陵等を除き古墳の少ない地域にあって大和では最大級の規模(径86m)を誇る円墳である。
A明治年間に大掛かりな盗掘にあっており鏃形石、石製合子、石製模造品、三角縁神獣鏡など一級の出土品で知られる。

見学記 おすすめ度
現在古墳は住宅街の片隅に押しやられたような形で存在し墳丘の周りはフェンスで囲まれ中に入ることは出来ません。したがってなんの予備知識も持たずに行けば、ただの小山にしか見えません。(古くから知られた有名な古墳でもあり、せめて案内板ぐらいは設置して欲しいと思うのですが・・。)

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