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zoom RSS 久渡2号墳 (くど)

<<   作成日時 : 2014/02/20 22:58   >>

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石室の床全面に凝灰岩片を敷き詰めた久渡2号墳
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★所在地:北葛城郡上牧町
★墳丘:径約16m、現高約3mの円墳。東西幅30mの周溝あり
★石室:南側に開口した両袖式横穴式(全長約9m)石材は輝石安山岩の自然石。玄室長4.0m、幅1.9m, 羨道長約5m
★棺:不明(木棺の可能性が高い)
★出土遺物:刀、刀子、刀装具の破片、琥珀の棗玉、鉄釘、須恵器、土師器、平瓦
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★築造年代:7世紀中頃
★発掘調査:2014年
★被葬者:不明

特徴
・石室の床全面は凝灰岩の破片で敷き詰め石室の石材は赤褐色の輝石安山岩が使用されている。築造時、灰白色(床面)と赤褐色(石室石材)により石室内は独特のコントラストで被葬者を荘厳化してた様子がうかがえる。このような石室は他に例をみない。
・当2号墳は2011年の踏査で発見された古墳で当古墳の立地は古代の葛下郡と広瀬郡の境にあたり皇室の所領地で押坂彦人大兄皇子系の一族である可能性を指摘する研究者もいる。(注:押坂彦人大兄皇子の墳墓はここから約1.5キロにある牧野古墳が有力視されている)
・この古墳群は古墳時代初期から終末期まで一つの丘陵に6基の各時代の墳墓が有る珍しい例である。

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見学記 
2014.2.16(日)数日前の大雪が残る現地で説明会が開かれました。説明は元橿原考古学研究所の関川功尚氏(現上牧町教育委員会調査指導員)で、氏の丁寧で大変判りやすく説明が印象的であった。調査中にも訪れ1号墳から遠巻きに見ていた限りでは発掘はされてるがもぬけのカラで・・・「これは大したことないな」と勝手に思ってたりしていたのですが新聞に石室床に凝灰岩敷設は全国でも例がなく石材の輝石安山岩の赤茶色との組み合わせで荘厳さを演出するためだったと書かれていたのを見て、これは絶対行かないと!と思いたち行ったわけですが、乱掘された石室ではありますが残された床面と石材で十分ロマンを感じることができました。尚、当古墳群は引き続き1号墳の調査が間もなく始まる。




参考資料
・久渡2号墳発掘調査説明会資料                  上牧町教育委員会

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
行かれたんですね、お疲れ様です。
私は家の用事で行けなかったので、この記事は嬉しいです。
気球玉ふたつ、「驚いた」押しました。
ネェールアーガマ
2014/02/26 20:19
ネェールアーガマさん

やっぱり現地説明会は行くべきやなぁと改めて思いました。現説の模様はYoutubeでも出てましたね。(ブレが酷いですが)よろしければどうぞ!(もう見られたかな?)今週はヒエ塚古墳の現説ですね。
とし坊
2014/02/27 06:14

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