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zoom RSS 塚穴山古墳  (つかあなやま) 【更新版】

<<   作成日時 : 2013/07/31 08:17   >>

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★所在地:天理市匂田町塚穴山    
★墳丘:調査前までは前方後円墳と思われていたが調査の結果円墳(径約63.4m)と判明。高さは現状で約6m。周濠あり(幅、約15m)
下図及び発掘調査の写真は2013.2.23 物部氏の巨大古墳 塚穴山古墳」講演会資料より
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★石室:両袖式横穴式(全長17m)玄室長7m、幅2.9m、高3.5m以上、羨道部長約9.5m、幅約2.6m。南に開口。
★棺:不明
★出土遺物:須恵器片(他は殆ど中世の遺物)
★築造年代:7世紀初め(須恵器の破片及び石室形状より)
★発掘調査:1964年(学校関係施設の建設に伴う事前調査)
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★被葬者:不明(物部氏の拠点に築かれており関連が注目される。)

特徴・その他
周濠を伴う大円墳で堤の外径は112mにもなる大型古墳。惜しくも墳丘の上半分が失われているが石室規模においては石舞台古墳に匹敵する。ちなみに石舞台古墳は全長19m、玄室長7.7m、幅3.4m。石組みは巨石を玄室1段目から羨道まで同じ高さで続けて並べる構築法は石舞台古墳と共通する。

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                  墳丘全景                               羨道部から玄室を望む

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             雑草生い茂る夏の塚穴山                         奥壁の上部より羨道部を望む

見学記 お薦め度  

素晴らしい古墳!!初めて見た時は度肝をぬかれた。何故こんな素晴らしい古墳があまり知られてないのか不思議に思ったものですが数十年経った今も相変わらずマイナーな古墳です。場所がわかり難いのも原因の一つかも知れません。天理市も他の市町村に比べ比較的案内板等も充実しているのですが・・。
墳丘や石室は写真でもわかるように半壊していますが、残っている巨石だけでも十分、築造当時の姿を窺い知ることが出来ます。幸か不幸か天井部がないので上から見下ろしてみる石室もド迫力!!。この古墳は見て欲しい古墳ではなく「見るべき古墳」と思う。それくらい見応えのある古墳である。

【参考文献】
・天理市史  天理市
・物部氏の巨大石室 塚穴山古墳 講演会資料  天理参考館
・山の辺の道の遺跡を訪ねて  天理市教育委員会



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
 今晩は。
 いつもどうり記事を拝見して気合を入れてでかけました。
この古墳も面白そうなので先日探しに行きましたが、残念ながら見つけることができませんでした。
今は暑くて探すのも大変なので涼しくなって再度トライしてみます。
 今墳丘全景の画像をみせてもらいましたが、左上のお墓が目印になりそうですね(先日はこのお墓まで行ったと思います)
つくし
2013/08/06 19:32
つくしさん
確かに見つけ難い環境にありますね。お寺(お墓)側からも見れますがフェンス越しでしか見られないと思います。
古墳の敷地その物は天理教関係の学校の敷地内と思いますので先に断り入れたほうが良いようですが是非この素晴らしい古墳を探し当ててください。
とし坊
2013/08/06 20:18
この古墳は天理高校の敷地内にあり今はアーチェリー部が使っている練習場そばにありますが天理高校に申し込めば(できれば事前に)見学はできます。
峰塚古墳とここをセットで訪ねるのもいいかと思います。
カチャーチャン
2013/09/20 08:09

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