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zoom RSS 兜塚古墳  (かぶとづか) 【更新版】

<<   作成日時 : 2013/07/02 21:27   >>

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数少ない阿蘇ピンク石石棺の兜塚古墳
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★所在地:桜井市浅古兜塚
★墳丘:北西の方向にのびる丘陵の先端部に築かれた前方後円墳で前方部を西に向ける。(全長50m)後円部径28m、前方部幅25m。茸石らしい小礫や円筒埴輪の破片あり。
★石室:後円部頂中央より東に偏った場所にある。小型の河原石を用いた一種の磚積状。推定石室規模は長さ約3.7m、幅1.4m、床面に粘土を敷きつめ、その上に石棺を安置。
★棺:刳抜式家型石棺(阿蘇ピンク石)石棺は長さ約2.1m、幅、高さともに約1m。石棺は、カマボコ形に近いもので、左右に二個ずつ、縄掛突起がやや上向きにつく。 家形石棺としては奈良市の野神古墳の石棺などと共に、古い型式のものである
★出土遺物:碧玉製管玉・琥珀製棗玉・銀製空玉・玻披璃製小玉・鉄鏃等。
★築造年代:5世紀後半〜6世紀初。
★発掘調査:1954年石棺の周辺のみ調査。
★被葬者:?

【参考】大正年間の古書に兜塚として「高さ7米余、根廻り百米余、段別約3.17アールあり。全山雑木繁茂し、其の形、東西に長く、南北に短し、その頂上に赤味を帯びた凝灰岩の石棺露出せり。その西側第一段を開墾せし際、金環、勾玉、土器破片等石油箱に二杯ほど出土せりと。」と
ある。

特徴
@竪穴式とは異り、横穴式石室でもなく、小型の河原石を用いて一種の礫槨状に積上げている。
A全国的にも数が少ない阿蘇ピンク石の石棺である。

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               阿蘇ピンク石石棺                                 石棺の内部


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              石室の横にあった石材                            発掘時の石室の様子

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見学記 おすすめ古墳
手軽に阿蘇ピンク石の石棺を見るならここは外せません。一般の地図にも大抵掲載されていますが入口が判りにくいという声もあり写真地図を添付しますので参考に。この古墳は墳丘がかなり削られ墳形が判りにくくなっていますが前方後円墳です。墳丘に登るとすぐにユーモラスな形をした噂の阿蘇ピンク石の石棺が見えてきます。長年露出しているせいか、よく見ないとピンク石かどうか判りにくいかんじですが石棺内部は結構ピンクがかっています。九州からはるばる運ばれてきたであろうこの石棺を見るたびに愛おしささえ感じてしまいます。墳丘からの眺めも良く箸墓古墳やすぐ近くにあるメスリ山古墳なども見ることができます。また、この古墳の周辺には秋殿古墳、こうぜ古墳、舞谷2号墳、メスリ山古墳他、沢山の有名な古墳があります。合わせて是非御覧ください。

【参考文献】
・古墳   桜井市古墳墓総覧
・前方後円墳集成




画像@桜井駅から多武峰(とうのみね)行きのバスで浅古(あさご)で下車し矢印の方に進みます。ここから約5分ぐらい。

画像Aほんの少し行くと右に曲がる道があります。


画像B曲がると正面に兜塚が見えるのでそのまま進みます。

画像C緩やかな坂道を登ると左脇に上に行く道が見えます。この道にいったん入ってすぐに右の細い道に入ります。(まっすぐ行くと民家に入ってしまいます)

画像Dほんの少し歩くと写真のようなフェンスが見えます。この道を進むと正面が兜塚です。

画像E本来、道があるが夏場は写真のように雑草が生い茂り昇りの道が見えにくく、登りが急なので足元注意。

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