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zoom RSS 東田大塚古墳 (ひがいだおおつか)

<<   作成日時 : 2009/03/06 13:31   >>

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纒向古墳群を調査中の橿考研と桜井市教育委員会は2009年3月5日、古墳3基(矢塚、勝山、東田大塚)の墳丘の規模と形状がほぼ明らかになったと発表した。今回新たに判明した東田大塚古墳関連の発表事項赤字で記す。★ 所在地:桜井市東田 
★墳丘:前方後円墳(全長120m)前方部長50m、後円部径70m前後、前方部を南西に向ける。周濠は前方部では検出されず後円部のみ痕跡あり(幅21m、深さ1.3m)尚、墳丘は全て盛土で葺石、埴輪はなし
★埋葬施設:未調査(墳丘周辺から芝山産の安山岩の板材が少量採集されており竪穴式の可能性?あり)
★出土遺物:濠の中から布留0式期新相期の土器や木製品、外堤から壷棺、籠状製品 
★築造年代:3世紀後半
★発掘調査:1992年から
★被葬者:?
☆奈良検定テキスト掲載古墳(纒向古墳群として)

特徴
従来この説明板のように纒向型前方後円墳と見られてきたが2007年〜2008年の第5次調査で前方部が長い墳丘で纒向型(後円部:前方部=2:1)に合わない事が判明し2009年の発表では前方部前面の墳丘端を確認。従来明確でなかった前方部の全容がわかり全長は120mと確定した。この発表で勝山古墳と東田大塚古墳は、前方後円墳で、周濠は馬蹄形、矢塚古墳は前方部が短い纒向型とほぼ確定された事で橿考研の寺沢薫氏は「馬蹄形と纒向型の出現時期が同じだったのか、ずれていたのかの解明が今後の課題」としています。

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(左)盛土内遺物 (右)籠状遺物
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(左)説明板 (右)後円部墳丘裾部周辺

見学記 おすすめ度  
纒向遺跡の西端に近い平地に築造されていますのですぐ見つけられる古墳です。説明板には墳丘の残りが良いと書かれていますが何を基準に残りがいいと言われているのか、甚だ疑問です。現状は前方部は大きく削られ後円部の墳丘上は果樹園で改変され裾部も大きく削られて変形が著しい状況です。墳丘上には簡単に登れますが見通しも悪く当然の事ながら何もありません。この古墳を見学する時には是非、予備知識と発掘調査時のパンフレットを持参していろいろ考えながら見るといいでしょう。そうでないとタダの小山で通り過ぎてしまう古墳かもしれません。埋葬部以外の発掘調査は随時行われ第5次調査で石塚古墳や矢塚古墳のような纒向型とは別形式の古墳であることが判明しています。しかし説明板や埋蔵文化財センターの資料の改訂は全く行われていません。お金をかけずにやれる方法もあるんですが・・・説明会も大事ですが時折訪れる考古学ファンに最新の情報を提供するのも教育委員会の大切な仕事と思うんですが・・。

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