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zoom RSS 纒向矢塚古墳 (まきむくやづか) 

<<   作成日時 : 2009/03/06 13:20   >>

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纒向古墳群を調査中の橿考研と桜井市教育委員会は2009年3月5日、古墳3基(矢塚、勝山、東田大塚)の墳丘の規模と形状がほぼ明らかになったと発表した。今回新たに判明した矢塚古墳関連の発表事項は赤字で記す。
★ 所在地:桜井市東田  
★墳丘:纒向型前方後円墳全長96mで後円部はやや東西に長い楕円形、前方部34m、後円部径62mで周濠は後円部のみ(地形に合わせて前方部に向かう途中で途切れ後円部南側では堀削直後にブロック状の盛土が築かれていた。)埴輪、葺石はなし。
★埋葬施設:未調査(墳頂に板石が散乱しており竪穴式石室の存在が想定される)
★出土遺物:庄内3式の土師器
★築造年代:3世紀中頃
★発掘調査:1972年から数次
★被葬者:?
☆奈良検定テキスト掲載古墳(纒向古墳群として)
特徴
纒向遺跡内にある纒向型(後円部と前方部の比率が2:1)の古墳である。第3次調査((2007年12月〜)で纒向型前方後円墳と確認された。

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見学記おすすめ度(但し見ておくべき古墳です)   
2008年の調査で纒向型前方後円墳にほぼ間違いないとの結論に達しています。但し現状の墳丘は周辺が大幅に削り取られていることを頭に入れて観察する必要があります(墳丘の復元図があれば持参して見る事をおすすめします。)2009年の発表で勝山古墳と東田大塚古墳は、前方部が長いタイプで石塚古墳と矢塚古墳は前方部が短い纒向型とほぼ確定された事で橿考研の寺沢薫氏は「前方部が長いタイプと短いタイプ(纒向型)の出現時期が同じだったのか、ずれていたのかを解明するのがが今後の課題」としています。今後の調査次第でスポットライトを浴びる可能性を秘めた古墳である事には違いないと思います。主体部の発掘にも期待したい所です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
纏向遺跡群の勉強をと思い、手始めに古墳から・・・だったら先生の・・・やはりありました。それも3古墳群!
近年の発掘調査も踏まえた説明に判らないなりにも納得。ヒノキの年輪年代法と出土土器との年代の相違も気になりますね。
被葬者のみぞ知るってところでしょうか!
風香
2010/06/29 13:46
コメントありがとうございます!

矢塚古墳は、あまり知られてませんが、もっと注目されてもいい古墳なのですが主体部の調査がされれば築造年代の幅も狭められるんですが・・(ただ墳丘は開墾されかなり改変されており埋葬部もどの程度残っているか心配ですが・・)
とし坊
2010/06/30 18:45

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