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大和の古墳探索
乙女山古墳 (おとめやま) 国史跡
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作成日時 : 2008/08/22 22:07
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日本最大級の帆立貝式古墳!!
★所在地:北葛城郡河合町佐味田
★墳丘:帆立貝式(全長130m、後円部径104m、高さ14.6m、前方部長30m、前方部幅52m、高さ3.5m)前方部を東南に向け、後円部の南西側に造り出しを持つ。地山整形により築成されており周濠の周囲に幅約30mの外堤がめぐっている。埴輪、葺石あり
★埋葬施設:石材等が見られないことから粘土槨と思われる
★出土遺物:墳頂部等で採集されたものとして滑石製の勾玉、臼玉、刀子、鎌、等、発掘調査で造り出し部で葺石と円筒埴輪列が見つかり家型等の形象埴輪も見つかっている。
★築造年代:5世紀前半
★発掘調査:1987,1988年 (範囲確認と造り出し部の一部)
★被葬者:不明
☆奈良検定テキスト掲載古墳
特徴・その他
@日本最大級の大きさを誇る帆立貝式古墳として古くから有名な古墳である。帆立貝式古墳は、前方後円墳の前方部が短くなったと言う説と円墳に造り出しがついたものという考えの二つの説が、あるが、この古墳の場合は2箇所に突出部があり大きい方を前方部、小さい方を造り出しとしている.帆立貝式は特にこの周辺で多い(池上古墳、石塚古墳、狐塚古墳、三吉2号墳等)のも謎である。
A後円部南西側の造り出し部から、埴輪片(円筒埴輪、家型埴輪、蓋型埴輪)が多量に検出され内、一本の円筒埴輪の中に小型の丸底壷や土製円盤が置かれているものが発見された。実用的な壷ではない事から祭祀的色彩が濃く、この造りだし部の持つ役割を示しているのかも知れない。
説明板 出土した家型埴輪
墳丘入口 墳頂から前方部を望む
見学記
この古墳も馬見丘陵公園内にある古くからよく知られた古墳で気軽に見学が可能です。はじめ墳丘には登れないと勝手に決め込んでいましたが特に禁止されておらず自由に登る事が出来ます。是非登って大きさを実感してください。冬場なら前方部分の形も良く分かります。尚、この古墳の特徴の一つでもあります造り出し部については墳丘図を持参の上、確認ください。(見過ごしてしまいそうです)
この古墳から出土した家型埴輪は2008年8月現在、馬見丘陵公園の公園館で展示されています。
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